医薬品を作るためには、電気設備や蒸気を作るボイラー、空調や排水などの様々な設備・機械が正しく稼働していなければいけません。こうした設備や機械の日常点検やメンテナンスなどを行うのが、工務の仕事です。電気や蒸気、水などの設備は24時間、何事もなく動くのが当たり前。その当たり前を維持するのが一番重要な役割です。そのための法定点検スケジュール管理や各種届出の書類作成といった業務も担当。また、機械のちょっとしたトラブルであれば、現場で対応できるよう、トラブルの対処法を教えることもしています。大まかな担当は決まっていますが、全員が全部の設備を見られるようにしているため、何かあると頼られる、そんな存在になれます。
担当範囲が広いこともあり、無駄な知識というものはありません。特に、電気や機械の知識は設備の仕組みなどを理解する際に役立ちますし、入社後に知識を身につけ資格を取得することもできます。安定稼働を支える仕事なので、刺激や変化を求めるタイプより、いつも通りを維持することにやりがいを感じられる方が向いています。